タイトルどおり、犬のはなしです。ちょっと長いです。
結果から言うと今は元気でおります。
現在犬2匹いるうちの最初に家に迎えたびん♀12才の方です。
3月の終わりに低悪性の腫瘍摘出をしたばかりでその一ヵ月後のことです。
明け方もどし、その後食欲無く、ぐったりしていました。
ぐったり~の様子。
一日様子を見て(びんは昔から吐くことはわりとよくあったので)次の日の朝イチで病院へ行きました。
まず、血液検査。そしてエコー。そこで水が溜まってるので採取して検査。
その結果、胆嚢が破裂しているようでとても厳しいと言われました。
後から知ったことですが、エコーだけでは胆嚢が破裂しているのは分からないそうで、腹水の検査結果と総合的に判断するらしいです。
しかも本当に破裂しているかどうかはお腹を開けてみないと分からないようです。
この時点ですぐに胆嚢破裂と診断されたので手術して助かったと思っています。
で、その日の夜中の12時から手術開始。
そして3時半ごろ「手術は無事終了し、麻酔からの覚めも良好ですよ~」と連絡。
残念ですが・・・なんていう最悪な事態にならずほっと胸を撫で下ろしました。
が、「開いたらお腹の中ちょっと酷いことになってました」と言われ、術中・術後に亡くなる場合も多いなんていう情報が頭をよぎりました。
朝になって、一番に病院に駆けつけたら私達の気配やら声が聞こえたのか、入院室からク~ン、ク~ンと聞こえてきました。
面会~
もっとぐったりしてるかと思ったらけっこう元気で安心しました。
先生に実際に採った胆嚢を見せてもらったり、手術時の写真を見せてもらいながら説明を聞きました。
胆嚢が通常時よりだいぶ大きくなっていて穴が開き中身が飛び出していたのを全部綺麗に取り除いたとのこと。
肝臓はダメージを受けて萎縮していたが、回復力を信じそのまま残したということ。
とりあえず2,3日は入院。その間もなんかあるんじゃないかと心配しながら毎日面会に行きました。
でも、なんか拍子抜けなくらい、元気なんですよね・・・
面会時には帰る~抱っこ~って来るし。
先生ももっと入院長くなるかもって思ってたらしいけど、4日目で無事退院となりました。
うちに帰ってきた時のびん。嬉しそう。
退院後、4日間注射に通い、その3日後抜糸。
その後は週一で注射通いです。
それに、肝臓の薬と一年前に判明した甲状腺機能低下症の薬を1日2回。
今は3錠ですが、退院直後は6錠くらいあって飲ますの大変でした。
胆嚢破裂の原因は分からないけど、甲状腺機能低下症を患っているコはなりやすいそうです。
胆嚢は脂肪を分解する胆汁を作るところ。それがなくなったので徹底して低脂肪の食事に。
療養食というのをわざわざ取り寄せてるんですが、これがあまり美味しくないらしく食べん!
今は同シリーズの違うバージョンをなんとか食べてもらってます・・←?
手術後、顔と手(前足)がだいぶ白くなりました。
歳も年だし、長生きは出来ないかもだけど、こんな顔で毎日過ごしたいです。
的確な判断をし、見事な手術をしてくださった先生、看護士さん(しかも2回も)には心から感謝しています。
もし、違う病院だったらダメだったかもしれません。
手術より一ヶ月と一週間後。
体重も10.4kgあったのが8.8kgにまでなり激ヤセ~しましたが、今は9Kgちょっと。
ちょうどいいくらいなのでキープしてこー